​頸部痛・頸部からの痛み・痺れ
頸部痛原因パターン例
a.頚椎症  b.肩凝り c.ストレートネック・なで肩・いかり肩  d.寝違え 
e.むち打ち等外傷 
f.  


頚椎症

 症状
 ・頸を反ったり、動かすと首後面、頸部の骨の辺りに痛みがある

 原因
  
頸部運動で一定の方向、主に反る動きをし過ぎたり、またもともとの頸椎
 の一部
の関節に上下間でズレが生じていると常にその状態を基本とした動き
 が起きるため、
無理な力が加わりやすくなります。頸部椎間関節で首を動か
 すとき、過度な圧縮などのストレスが生じると頸部の椎間関節を損傷したり、
 痛みを引きおこすことがあります。
 
 
対策
  頸椎の位置ずれは珍しくありません。症状誘発へは程度問題となります。ズレは自然
 に元どおりになることはまずなく、症状が出る直前までわかりません。これからも姿勢
 がよくないと自覚できる方もむろん、そうでなくも全身姿勢のチェックが大切な理由が
 わかります。頸部は動きの大きい関節であり、睡眠時など屈伸を伴ったうえ側屈、回旋
   が入ることもあります。そのため、ふだんから頸部の背骨間で位置ずれを起こしている
 こともよくあります。これら頸部の肢位をチェックしていく必要があります。その上で
 どのような動きをしているか評価し、反りすぎる動きや特徴的な癖など見ていきます。

b.肩凝り 

 症状
 ・頸の後ろ、肩、肩甲骨の付近あるいはその一部にこり、張り感がある
 ・上記の場所だるさ、重さ、不快な感じがある。

 原因
  いわゆる肩凝りは整形疾患というより、症状につけられた総称になります。
  筋・筋膜性疼痛が中心で姿勢、疲労、業務、家事、趣味活動、精神的ストレスなどに
 起因するといわれ、基本的に慢性痛としての肩凝りは姿勢によるものです。他覚的にも
 上記自覚症状部位に緊張、硬結が認められ、圧痛があることが多い状態です。
  姿勢がストレートネックなど、胸郭、頸部、頭部のアライメントの崩れがあること、 
 その上で、頸部の前屈位を伴う、作業、事務作業、反復動作の多い工場などでの仕事、
 保育、介護業務などでも起こることが多くなっています。
  筋肉は僧帽筋上部、中部、菱形筋、肩甲挙筋、頭板状筋、棘上筋などに現われること
 が多いです。こうした上位半身姿勢の崩れは骨盤後傾、スウェイバック姿勢の比較的​多
 い日本人の国民病ともなっていますが、そうした姿勢でも必ずしも肩凝りにならない人
 もいます。そのため、肩凝りは一度その筋肉の張った感じに気づいてしまい、あるいは
   その後痛みに敏感になる場合、訴えが出るという側面もありますが、頭部近くでもある
 ため、精神的ストレスの影響も大きい部位だと考えられます。
  凝りの部位が多岐にわたる場合にはRSDと心因性による原因も含まれる可能性があ 
 ります。RSDとは交感神経性ジストロフィーのことで、痛みが起き慢性化した場合、
 神経が感作し、痛みを増幅させてしまうことをいいます。

 対策
  対策としてまず、頭部、頸部、胸郭(胸部)に重心線が通る姿勢保持ができるように
 していくことが基本です。そのためには下半身、骨盤肢位の修正も必要です。愁訴のよ
 く現れる上記に上げた筋肉以外にも肩内旋、肩甲骨外転、下制位など小胸筋、大胸筋、
 腹直筋、脊柱起立筋などにも硬結が認められることが多いため、それらの筋が直接的に
 緩む肢位だけでなく、その筋肉が張らない姿勢のために多裂筋、腹横筋など体幹安定に
 働く筋肉を活動させていく必要があります。僧帽筋下部、上下鋸筋の影響も考えるべき
 となります。またこうした肩凝り姿勢での反復動作など明らかな原因がなくても、痛み
 というのは一度脳で認識され、愁訴として残る場合があります。このような場合は姿勢
 を改善させるのも大事ですが、姿勢に伴う感覚と姿勢変化による感覚の変化を少しずつ 
 認識していくのも必要です。


c.ストレートネック・なで肩・いかり肩
 

 症状
   ・肩凝り症状で、首後方や首~肩、肩甲骨内側などに自覚症状がある
 ・頭痛


 原因
  頭部が頸部、胸部に対し前方にあるストレートネック姿勢ではより後方の筋肉に負担
 がかかります。頭部と頸部、胸部が積み木のように支えられていることで正常に筋肉が
 作用しますが、そうでないストレートネック姿勢では筋肉の作用も変わり、筋間のバラ
 ンスも崩れます。
  なで肩では肩甲骨周囲が頸部に対し下がっているため、僧帽筋上部や肩甲挙筋などが
   弱化し伸ばされています。
  いかり肩ではなで肩の反対に肩甲骨周囲が頸部に対し挙上し、僧帽筋上部や肩甲挙筋
   は収縮が強くなっています。また僧帽筋の下部はなで肩といかり肩で上部と逆の状態に
 なっています。これら以外にもありますが、おおまかにそのような筋のバランスの偏り
 が生じています。

  腕神経の通り道は複数ある筋のあいだや肋骨と鎖骨間などにあります(腕神経 叢の
 出入口)。なで肩といかり肩でそのどちらかが狭くなるというのはありますが、神経
 の刺激は圧迫だけでなく、引っぱり力でも生じるため、どちらの姿勢で
どこがなると
 いうより、両者とも痛みの原因となりえ
ます。複数の検査を行い、その部位と原因を
 確かめていきます。


 対策
  肩凝り症状の改善と同様、頭部、頸部、胸部の肢位の修正が必要です。頭部、頸部筋
 のうち、頭部前方位を作る筋肉を緩め、前方位を修正させる力を持つ筋群の働きを促し
 ます。またストレートネックで頭部と頸部の屈伸の関係は逆の組み合わせとなっていま
 すが、頭部が反り、頸部は屈曲しているパターンだけではありません。その屈伸の状態
 は逆もあるため、注意が必要です。これは全身姿勢と関係します。その評価ができてい
 ないと、少し勉強した人の知ったかぶりの施術となります。
  なで肩、いかり肩では肩関節機能にも影響を及ぼします。また左右差も見ていくと複
 雑に筋の過収縮に差があります。
  ストレートネック、なで肩、いかり肩は前後の問題が中心で比較的単純化できるもの 
 です。姿勢改善が功を奏する典型的肢位であり、その改善
は実を結びやすいはずです。 
   ただ左右差を評価することが大事です。

  
胸郭出口症候群

 症状
  ・肩甲骨の周りや上腕に痺れ
  ・上肢に痺れ

 原因
  頸部側面の斜角筋に囲まれた神経の通り道があり、鎖骨と第一肋骨間姿勢によりそこ
 が狭窄部位となり、神経を刺激し、腕に痺れを引き起こす原因となることがあります。

 ストレートネック、なで肩、いかり肩でなる場合が多いですが、左右差にもとづくこと
​ もあります。


 対策
  なで肩やいかり肩により腕神経叢を刺激する場合では、
前後の問題は当然として、軽   
 
度の姿勢の左右差によるもので影響しやすくなります。
  対策としては原因が前項、ストレートネック、なで肩、いかり肩の場合と重なるた
 め、その項を参照ください。


a.頸神経


 症状
 ・後頭部、耳、前頭部、側頭部、鎖骨上部に痺れ

 ・上腕や前腕の外側に痛みや痺れ
 ・上腕や前腕の内側に痛みや痺れ  
 ・手指2~4指甲側に痛みや痺れ


 原因 
  
頸神経の根元部分が圧迫を受けて生じる痺れを、頸部神経根症といいます。経の支
 配する領域の疼痛とさまざまな知覚症状を主とします。頸椎がもとも
と回旋が入ってい
 たりした場合に過度に首を反ったりすると頸神経は圧迫スト
レスを受けることになりま
 す。また頸部の構造は個人差もあり、もともと後方
の関節が前方に位置していて神経の
 通り道が狭くなっている場合もあります。
このような​場合はなおさらそうした状況が起
 こることになります。


 対策
  神経根が背骨の神経の通り道で刺激され、障害されているのは脊柱管狭窄と同様で、 
 また同じように前後左右いろいろに狭くなっていることが考えられます。
頸部は後方
 反りやすくでき、神経の通り道は狭くなりやすく、原因項で記した
ような構造上の問題
 
もあるため正常な姿勢の保持は必携です。一度ずれてしまった関節間を徒手的にでき
 だけ戻すことが必要となります。
当院はそのずれを無理やり徒手で強く押すことはし
   せん。軟部組織を移動さ
せる極めて安全な方法も開発しています。それだけでなく解剖
 学知識をもとにな ぜそのずれが生じているか原因を調べ、その原因に直接アプローチ
​ します。

 

 むち打ち症(頸椎捻挫)


 症状
  ・筋に痛みはないが、硬くなっているのが自覚症状としてある
 
 ・頸後面に痛みを感じる   
​    ・頭痛や耳鳴りがする
 
 ・不眠や不安を伴うこともある

​ 原因
  頸椎捻挫の慢性症状(頭痛や頸部痛)は心理的個人的素因が影響している​といわれま
 す。また約60%に中位から下位頸椎の椎間関節での痛みが混在するこ
とがあります。
 
後方追突で上位頸椎屈曲、下位頸椎伸展するとこの椎間関節障害を発生しうることとな
 ります。

 
対策
  まず、頸椎部、頭部の肢位を評価し、過緊張筋、動きの主動作筋や無理に伸張されて
 いる筋など評価が大切となります。慢性痛に対しては焦らず、
長期間の視野で改善をみ
 ていくことが必要となります。
​整体院 ヒューマンペイン府中(痛み・痺れの改善)
 
 東京都府中市新
 町1-70-14アクアブルー新町KY
   301室             TEL
  070-89481087
 
不定休
営業時間
 11:00~21:00
出張可能(府中・国分寺・小金井市他)
 
Copy Right© ヒューマンペイン  治療ラボ All Rights Reserved
​    以上、流れを簡単にまとめてみました。各症状別の詳細内容は、本セクション、サブページにてそれぞれ分け、ご説明致しており
ます。以下の順となっております。
①膝痛施術
②腰痛施術
③臀部、大腿(ふともも)、ふくらはぎの痛み・痺れ施術
④股関節痛施術
⑤足痛施術
⑥肩痛施術
⑦肘、前腕痛施術
⑧手の痺れ、痛み施術
⑨産前・産後身体メインテナンス
⑩自律神経機能等調整
⑪ボディワークコース(インナーマッスルコア・体軸作り)
⑫ボディワークコース(ウォーキング指導)